ステビア甘味料について

ステビア甘味料の用途と特徴

日本の基本調味料の中で、甘味と言えば砂糖がイメージされますが、ステビアは砂糖にない優れた特徴を持っています。具体的には、清涼感がある、虫歯の原因にならない、褐変しない、カロリーがない、吸湿しない等々です。これらの特徴は砂糖の弱点を補うことにもなります。ステビア甘味料と砂糖を一緒に使うことにより、両者の特徴をうまく引き出した甘味料とすることが可能です。
ステビアの用途はステビアの特長をうまく生かすことから広がってきました。
以下に特徴に合わせて用途を列配します。

実質的に低カロリー
高甘味度のため極少ない使用量で済む事から実質的にノンカロリー
低カロリー飲料・ノンシュガー飲料等
清涼感のある甘味質
自然な甘さ
フルーツ缶詰・乳飲料・粉末飲料・ヨーグルト・ゼリー・ドレッシング・麺つゆ等
塩馴れ効果
塩辛さを和らげる
漬物・佃煮・醤油・味噌・塩辛等
酸味との調和
お酢の酸っぱさを取り、まろやかにする
バーモント酢、甘酢らっきょ漬け・甘酢生姜・酢レンコン等
褐変現象を起こさない
糖類はアミノ酸と反応して黄色く変色するがステビアはない
白系の漬物・天ぷら・カバ焼きののタレ・焼肉のタレ・ソース等
非う触性
虫歯になりにくい
ガム・キャンディー・飴・歯磨き等
熱・酸に安定
加工適正に優れる、調理範囲の温度でも、またpHが2.5〜9の範囲でも安定
さつま揚げ・だし巻き・焼きそばソース・冷やし中華のタレ・しめ鯖等
氷点降下が少ない
氷菓等が作りやすい
氷菓・シャーベット・ソフトクリーム等
非醗酵性
微生物の栄養源にならない
漬物・練り製品・ヨーグルト等
吸湿性がすくない
糖類と比較して焼き菓子等に使用した際吸湿しにくい
スナック・米菓・コーンカップ・味付け海苔・天カス・ふりかけ等
経済性
甘味度比較で砂糖の約1/3〜1/5のコストで済む
全般

ステビア業界の健全な発展を図る事を目的として設立されたステビア甘味料製造・取り扱い業者で組織する業界団体です。

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